見賢思斉&バス停#086元小路・#087久保田支所前
おはようございます
昨日は雪が舞う佐賀でしたね
ちょうど1年前の1月下旬の日曜日と月曜日、大雪で雪が積もった日を思い出しました
あの時は、遅延運行であったにもかかわらず、多くのみなさんに、佐賀市営バスをご利用いただき、ありがとうございました
さて、今日の佐賀市営バスブログは、佐賀市の西部にある地域の宝をご紹介したいと思います
思斉館跡です
佐賀市の久保田(くぼた)地区にあります
今日のブログのタイトルの「見賢思斉」は、
論語の一節です。
子曰く、賢を見ては斉(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省(かえり)みる
「良いことをしている人を見たときは自分も同じように良いことをしようと思い、良くないことをしている人を見たときは自分がそうしていると考え、日々、努力し、成長していこう」という意味です
思斉館の名前の由来となった言葉です
思斉館は、江戸時代中期の久保田領主、村田政致公によって創設されました
久保田も佐賀藩の領地でしたが、鍋島家は久保田の行政を村田家に任せていました
村田家は龍造寺家の末裔です
龍造寺隆信公は佐賀市営バスブログでもご紹介していますね
久保田の徳万地区に村田家の屋敷跡があります
村田政致公は、佐賀城下の人々と同じように、久保田の人々にも教育を受けさせたいとの想いがありました
そこで、佐賀藩の弘道館の教授の古賀精里公にお願いし、学校づくりを行います
弘道館跡はコチラです
すぐ隣に徴古館があります佐賀城下ひなまつりの会場のひとつですね
第17回佐賀城下ひなまつり案内HP
すぐ先には、佐賀バルーンミュージアムもあります
佐賀バルーンミュージアムHP
思斉館では、弘道館と同じような科目の授業が行われました
たとえば、ブログの最初にご紹介した思斉の由来となった論語
古代中国の哲学者・孔子の言葉をお弟子さんたちがまとめたものです
山本常朝公の言葉を田代陣基公がまとめた葉隠と似ていますね
他には、元号を決める際によく使われる書経、そして体育などもありました
思斉館は、その後、小中一貫校 思斉館となり、現在に至ります


芙蓉校、三瀬校、富士校、北山校、松梅校と同じく、小中一貫校として、特色ある学校づくりが行われています

今日、ご紹介した思斉館跡、村田家跡は、
佐賀駅バスセンター4番のりばから、
【18】徳万・久保田行き、【27】嘉瀬新町・元小路行き
降りるバス停は、
バス停#086 元小路

そして、現在の小中一貫校 思斉館までは、元小路の2つ南隣にあるバス停
バス停#087 久保田支所前

30分弱で到着します



思斉館、佐賀市西部にある地域の宝です


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