懐かしの市営バス~昭和40年代ブルーライン編Ⅱ~

2018年01月24日
今朝の市営バス車庫の様子です  天気はsun
市営バス車庫20180124
佐賀市の平野部では心配された雪の影響はありませんでしたが寒い1日となりそうです
防寒対策は万全に...


さて
今日は前回紹介したブルーラインの市営バスについて
改めて昭和40年~昭和50年頃の写真で振り返ってみます

まずは約50年前のこの1枚から

<昭和40年代の車庫>
昭和40年代の車庫の様子
ちょうど今頃の季節でしょうか? 路面にはうっすらと雪が積もっています snow
車庫の周りの風景も今とは随分違いますね housebuildinghotel


<昭和47年頃の旧佐賀駅前>
旧佐賀駅前
この頃の市営バスのりばは駅の正面東側
南部方面行きのバスはここが始発地でした


<昭和50年代初期の市営バス車庫>
交通局車庫S50年頃
同じカラーの市営バスが整然と並ぶ姿は壮観ですね
何となくバスがジオラマっぽく見えませんか?happy01


こうして見ると
多くのバスがブルーラインに置き換わっているのがわかります

どうしてこの時期だけブルーラインを入れる必要があったのか・・・?

それには理由がありました

ブルーラインを採用していた時期とほぼ同じくして
市営バスで起きていたある出来事と関係があったのです

その出来事とは・・・


昭和41年から昭和50年にかけて進めていた
乗合バスのワンマン化です

ワンマン化により、車掌が同乗して行っていた業務を
運転士の兼務や車載機器で行うことになりました

バスの乗り方もそれまでとは大きく変わることになったので
利用者にひと目で分かるように
ワンマン仕様で導入したバスにブルーラインを入れたのです



また、ブルーラインの入っていないワンマンバスには

<昭和45年頃/中央大通り・県庁前停留所>
ワンマンバス
バスの前面に方向幕より大きな「ワンマン」表示が付けられていましたsurprise
(「ワンマン」の下には乗り方案内も書かれています)

ちなみに市営バスでは
ワンマン移行当初は「前乗り前降り」でしたが
昭和42年以降順次、現在のような「中乗り前降り」に変わっていきました
写真の様子からすると
このバスは「前乗り前降り」だったようですflair


「ツーマン」から「ワンマン」へ 
そして 「前乗り前降り」から「中乗り前降り」へ

ワンマン化によって目まぐるしく変わる乗合バスの環境の変化は
市営バスにとっても、利用者にとっても、
現在のICカード化以上にインパクトの大きい出来事だったに違いありませんthink


さらに つ・づ・く paper





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