メイキング・オブ・復刻バス ~Vol.2~

2016年11月29日
【episode2】

色が決まれば、次はバスのカラーリングです。art

まずはこの1枚から camera shita


1972年(昭和47年)頃の貸切バス

ご覧のとおり、当時の市営バスは、貸切バスも乗合バスと同じカラーリングでした。
まさに、“This is 市営バス”の時代ですsign03

(ブラウンカラーの市営バスが登場するのは1980年代以降です。)



ただし、
同じカラーリングに見えても、細かいデザインは時代によって微妙に変化していますので、決めなければいけないことが結構出てきます。


たとえば、この2台 bus bus shita

【写真①】

車体にぐるっと青い帯が入っているバス bus ue
(後ろの煙突に富士の文字が見えます・・・)

【写真②】

青い帯が入っていないバス bus ue

帯が入っているバス【写真①】が古い年式ですが、単純に古いタイプにすべて入っていた訳ではないようですので、これをどうするか???





細かいところでは、前方天井部(青色の部分)にある紅白のシマシマ。
これも特定の時期のバスに入っていた特徴的なワンポイントデザインです。
何を隠そう、ここにだけ、6色のうちの「パーマネントレッド」と「ホワイト」が使われていますsurprise




それから、バスの印象が決まる大事なポイント、バスの顔とおしり。

現在のバスは、このようなキラキラ輝くshineメッキバンパーshineではありませんので、ここの仕上げも悩むところです。




また、当時のバスの中にはこんな変わり種もshita


昔の乗合バスでは珍しい小型バス bus

これはなぜか頭が青ではなく赤(マルーン)になっていて、紅白のシマシマも前部をぐるっと巻いていますhappy01



などなど、言い出したらきりがありません。

さて、さて、どう仕上がるか・・・

完成までもうしばらくお待ちください。scissors



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