佐賀市営バスブログ

Ｉさんのフォトコレクションシリーズ第４弾

今日は復刻カラー導入最後の年となる
昭和57年（1982年）「新・花の５７年組」のバスを紹介します

この年　今では考えられない２７台のバスが一挙導入されました
（内訳：乗合２２台、貸切専用２台、貸切流用３台）


このうち、乗合バスは、シャシ（型式）はすべて日産ディーゼル（ＵＤ）で同一ですが、車体にはボディメーカー（コーチビルダー）の異なる２タイプが採用されています

・580～601号車　西日本車体工業（西工） 　１０台　
・602～610、617～622号車　富士重工業（富士重） １２台


582号車

UD　K-U31K　西工　昭和57年（1982年）

昭和57年度当時の市営バスの車両数は、乗合80台、貸切7台（現在は乗合のみ69台）、年間輸送人員は、乗合で約690万人（現在は約270万人）でした


587号車

UD　K-U31K　西工　昭和57年（1982年）

懐かしの「陸運事務所前」行き
子どもの頃、「自動車試験場」行きと間違えて、このバスに乗ってしまったほろ苦い思い出が･･･


588号車

UD　K-U31K　西工　昭和57年（1982年）

犬井道線「戸ヶ里港」行き
588号車は「バック・トゥ・ザ・1988」にも登場していました
川副町とは縁のあるバスだったのかもしれませんね


602号車

UD　K-U31K　富士重　昭和57年（1982年）

602号車からは富士重ボディ
西工ボディとの違いを見比べるのもおもしろいですね


622号車

UD　K-U31K　富士重　昭和57年（1982年）

佐賀で中華料理といえば「開花園」でした


昭和30年（1955年）頃始まった復刻カラー塗装は、この622号車で約27年の歴史に幕を閉じます


そして　翌年　市営バスは次の時代へ･･･　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　　　　

ちなみに

コチラは８０周年記念復刻カラーバスのＰＲで使用した写真

今日紹介した「新・花の５７年組」の新車納車時のものです
西工ボディの１０台が整列しています　　壮観ですね


ご存知「８０周年記念復刻カラーバス」　835号車

UD　KL-JP252 NAN改　西工　

くしくも復刻カラー最後の「新・花の５７年組」と同じＵＤ＋西工ボディの組み合わせです



【バックナンバー】