佐賀市営バスブログ

市営バス最古参
現行カラー第一世代 600番台最後のバス

685号車　日野レインボー　U-RR3HJAA　平成4年（1992年）


このバスの特徴は･･･
復刻バスのモデルとなったピンストライプの旧カラーリングに代わり
昭和58年（1983年）に登場したこのカラーリング



平成7年（1995年）に直線基調デザインの第二世代へマイナーチェンジするまでの12年間採用されたカラーです。

現在市営バスで実車を見られるのは685号車がラストワン。
同時期導入の他の車両がボディ改装により次世代カラーへ塗り替えられていくなか、運良くオリジナル塗装のまま残っている特別な1台です。


車令26年のこのバスには、
カラーリングだけでなく、現在の市営バスでは姿を消した仕様も残っています。

そこで今日は、685号車で見つけた
「市営バスあったあった」にスポットを当ててみます。


メーカー・車名エンブレム 「Hino & Rainbow」

市営バスで見られるのは復刻バス以外では712号車（いすゞ ジャーニーK）のみ
平成8年（717号車）以降のバスには元々付いていません。


出入口表示

昔はこの行灯型が主流でした。（中の蛍光灯が見えてしまってますね）


自動扉開閉ブザー（森尾電機製）　▶をクリックすると音が出ます（音量注意）

懐かしいこのブザー音が聞けるバスも残り僅か･･･


上下開閉窓

つまみレバーが固くて子どもの力では開けられない窓もありました。


ロールスクリーン

市営バスでは平成13年導入車（758号車）以降スモークガラスへ変更しています。


車内照明

懐かしの丸形蛍光灯


そして
タイムスリップしたかのような車内の雰囲気

国鉄の車内を思い出すほのかな香りにノスタルジーを感じます。



バルーンフェスタ会場に並ぶ現行カラー第一世代から第四世代


便利さや快適さは現在のバスにはかないませんが、
この味わいも捨てがたいものです。