懐かしの市営バス~昭和40年代ブルーライン編Ⅳ~
2018年02月14日
今朝も氷点下の寒い朝となりましたが、今日の予報は14℃
確実に少しずつ春が近づいているようです。
さて前回は、車掌の仕事を確認しましたので
今日は、その仕事をどのようにワンマン化したのか
ブルーライン(ワンマン移行)最後期
昭和50年頃のバスにスポットを当てて見ていきます。
【外装】
日産ディーゼル U20H 富士重工業(新車検収時) 528号車(?)
このバスからわかるワンマン仕様は
① 中扉=入口、前扉=出口(初期のワンマン車は前扉が出入口)
② 出入口自動扉(運転士が開閉操作)
③ ワンマン行灯
【内装】 乗車定員80人(座席29人+立席49人+乗務員2人)
新車導入のワンマンバスにも中扉の後ろに車掌席(スペース)が設けられています。
実際にここを使うことがあったかはわかりませんが、ワンマン化の過渡期を象徴するような仕様です。
④ 整理券発行器(写真のバスには機器はまだ付けられていません)
⑤ 自動扉開閉ブザー
⑥ 降車ボタン(点灯式)
⑦ 車内ミラー(このバスに何個ついていたかは不明ですが、現在は6個の車内ミラーで運転士が安全確認を行っています。)
【運転席】
⑧ 運賃箱・両替金投入口
⑨ 自動扉開閉レバー(運転士が操作)
⑩ 車内放送装置(運転士がアナウンス)
※自動案内放送(8トラックテープ式)の採用は昭和54年
⑪ 停車ボタン確認ランプ
⑫ 幕式運賃表示器操作盤(運転士が操作)
⑬ 整理券発行器操作盤(運転士が操作)
⑭ 形状から想像すると整理券を入れるフォルダのようです。おそらく、整理券発行器が搭載される前の初期の前乗り式ワンマンバスで使用されていたものではないかと思います。だとすれば、なぜこの中乗り式ワンマンバスに・・・???
(市営バスでは昭和41年のワンマンバス導入時から使用していなかったとの情報もあります。ご存知の方教えてください)
また、⑧ 運賃箱に現在のバスに搭載されているものに近い「自動循環式」が全車導入されたのは、写真のバスより後の昭和51年ですので、これ以前のワンマンバスには、「手動式」のものが使われていました。
≪手動式運賃箱≫ 稲垣工業製
≪手動式両替器≫ 昭和48年 富士重工業製
富士重工業はかつてバス車体だけではなく、バス用両替器も製造していました。
ちなみに、この両替器が入る前は、紙に包んだ両替金を予め用意しておき、両替時に運転士が乗客に手渡していたそうです。
改めて見てみると、
乗合バスをとりまく環境はこの時代に劇的に変化しているのが分かります。
ワンマン移行期間の10年間は、ワンマンバスと車掌が同乗するツーマンバスが混在している状況でしたので、利用者の混乱を少しでも軽減するために、ブルーラインが重要な役割を果たしたのかもしれませんね。
つ・づ・く・・・
かもしれない
確実に少しずつ春が近づいているようです。
さて前回は、車掌の仕事を確認しましたので
今日は、その仕事をどのようにワンマン化したのか
ブルーライン(ワンマン移行)最後期
昭和50年頃のバスにスポットを当てて見ていきます。
【外装】
日産ディーゼル U20H 富士重工業(新車検収時) 528号車(?)
このバスからわかるワンマン仕様は
① 中扉=入口、前扉=出口(初期のワンマン車は前扉が出入口)
② 出入口自動扉(運転士が開閉操作)
③ ワンマン行灯
【内装】 乗車定員80人(座席29人+立席49人+乗務員2人)
新車導入のワンマンバスにも中扉の後ろに車掌席(スペース)が設けられています。
実際にここを使うことがあったかはわかりませんが、ワンマン化の過渡期を象徴するような仕様です。
④ 整理券発行器(写真のバスには機器はまだ付けられていません)
⑤ 自動扉開閉ブザー
⑥ 降車ボタン(点灯式)
⑦ 車内ミラー(このバスに何個ついていたかは不明ですが、現在は6個の車内ミラーで運転士が安全確認を行っています。)
【運転席】
⑧ 運賃箱・両替金投入口
⑨ 自動扉開閉レバー(運転士が操作)
⑩ 車内放送装置(運転士がアナウンス)
※自動案内放送(8トラックテープ式)の採用は昭和54年
⑪ 停車ボタン確認ランプ
⑫ 幕式運賃表示器操作盤(運転士が操作)
⑬ 整理券発行器操作盤(運転士が操作)
⑭ 形状から想像すると整理券を入れるフォルダのようです。おそらく、整理券発行器が搭載される前の初期の前乗り式ワンマンバスで使用されていたものではないかと思います。だとすれば、なぜこの中乗り式ワンマンバスに・・・???
(市営バスでは昭和41年のワンマンバス導入時から使用していなかったとの情報もあります。ご存知の方教えてください)
また、⑧ 運賃箱に現在のバスに搭載されているものに近い「自動循環式」が全車導入されたのは、写真のバスより後の昭和51年ですので、これ以前のワンマンバスには、「手動式」のものが使われていました。
≪手動式運賃箱≫ 稲垣工業製
≪手動式両替器≫ 昭和48年 富士重工業製
富士重工業はかつてバス車体だけではなく、バス用両替器も製造していました。
ちなみに、この両替器が入る前は、紙に包んだ両替金を予め用意しておき、両替時に運転士が乗客に手渡していたそうです。
改めて見てみると、
乗合バスをとりまく環境はこの時代に劇的に変化しているのが分かります。
ワンマン移行期間の10年間は、ワンマンバスと車掌が同乗するツーマンバスが混在している状況でしたので、利用者の混乱を少しでも軽減するために、ブルーラインが重要な役割を果たしたのかもしれませんね。
つ・づ・く・・・
かもしれない
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2018/01/24
2018/01/17
今日は復刻バースデー!
今年もやります!!クリスマスデコレーションバス!!
3台目ポンチョ登場!~117号車~
~ あたらしい仲間 ~
新しいラッピングバスの紹介(新型コロナ感染予防)
懐かしの佐賀市営観光バスとバルーン
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